今回の顧客からの要望は、パソコン及びタブレットのどちらの機器からでも操作可能とし、 検査対象機器の初期データの設定、基本機能の動作確認をBluetooth Midi経由で行いたいとのこと。 上記要望に対応するため、ブラウザ経由でBluetooth Midiを制御するJavaスクリプトプログラムを書いてみました。 ……とはいっても、Javaスクリプト、Bluetooth Midiは初経験のため、いろいろなサイトを参考に仕上げてみました。
ソフトウェア仕様
動作環境
(1)パソコン:macOS / ブラウザ :chrome ※windows環境については、悪戦苦闘中。
(2)タブレット:IOSデバイス / ブラウザ :WebMidi
仕様
・内蔵曲(30曲)を選択出来ること。
・内蔵曲(30曲)の再生/停止が出来ること。
・デバイス名の変更が出来ること。
・32鍵分のノートオン情報を個別に送信出来ること。
・内蔵曲の書き換えが出来ること。
Bluetooth Midi接続方法
Mac接続方法
(01)「Audio MIDI 設定」で、「ウインドウ」>「MIDI スタジオを表示」と選択します。

※「Audio MIDI 設定」が見つからないときは、アプリケーション→ユーティリティにあります。
(02)Bluetoothをダブルクリックすると「Bluetooth構成」画面が表示されます。
(03)BluetoothMidi対応楽器の電源を投入します。
(04)Bluetooth構成画面に装置名が表示されます。

(05)Bluetooth構成画面に装置名が表示されます。
装置名を選択し、接続ボタンを押します。
IOSデバイス接続方法
2018年10月時点で、IOSデバイスのchromeでのWeb MIDI APIが動作しないため、WebMidiブラウザを介して接続します。
(01)WebMidiブラウザを起動します。

(02)WebMidi対応サイトのURLを入力します。
※画面右下をスライドするとURL入力画面が現れます

(03)WebMidi設定画面を開きます。(赤丸部分を押す)。

(04)Bluetooth Midi接続画面を開きます。(赤枠部分を押す)。

(05)対象装置とBluetooth Midiを接続します。(赤枠部分を押す)。

(06)表示がNot ConectedからConectedに変われば、接続完了です 。

本ソフトウェア接続方法
(01)本ソフトウェアは起動時にBluetoothMIDI接続確認を行うため、
WebMidiブラウザでBluetoothMIDI接続後、再度画面を更新する必要があります。

(02)OutPortを選択すると、使用できるOutPortが表示されますので、”Bluetooth”を選択します。

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